学生時代に作曲したメロディーに、だいぶ経ってから歌詞をつけました。パソコン通信がまだ盛んだったころに、DTM音源で打ち込んで、「歌詞なし歌もの(当時はそういう概念がありました)」として発表したこともあったのですが、おぼえている人いるかな?
【歌詞】
君の気まぐれにも慣れたはずだった
その思い込みがぼくを狂わせたのさ
ぼくのやさしさなどひとりよがりだった
ひび割れたふたりの間戻りはしない
少し投げやりにこの身まかせてたあの日々も遠ざかる
いつか見たドラマみたいな場面でぼくは脇役にまわる
いまもこの胸に残るかなしみを抱きしめているけれど
時のいたずらを嘆くことさえもやがて忘れるのだろう
君がいないことに少し慣れたのも
なんだかさみしいようなそんな気がしても
君がいないことをあたりまえのように
感じてるぼくのことをかなしんでほしい
「いつかこんな日がくるのかもね」って口にしてはいたけど
どこかたよりないその笑顔の意味気づくのが遅すぎたね
いまもつかめずに目の前を過ぎる淡き思い出たちよ
いつか手に入れるまだ見ぬしあわせよりもいとしいのはなぜ