怪我の功名

学生時代、第二外国語はフランス語を選択していたのですが、あまり真面目な学生ではなかったため、フランス語はおろか必修だった英語まで怪しくなってしまいました。

 

それでもコンピューター使って音楽やってると英語に接する機会も多いので、英語に関しては危なっかしいもののなんとかつきあっていたのですが、フランス語はすっかりご無沙汰していました。

 

ところが最近、「それもなんかつまんないな~」と思うようになり、数年前に買うだけ買っていた初歩のフランス語の教本類を引っ張り出してきました。見事なまでに忘れていましたが(最初から頭に入ってないとの説あり)、少しずつ読み進めています。

 

動詞の活用が複雑だったり、名詞に性別があったりとなかなかに前途多難で、何か身についた感じはさっぱりしないのですが、面倒くさいものに触れているせいか、以前ほど英語の文章を読むのがおっくうでなくなったような気がします。うん、怪我の功名といったところですね。

 

しかし並行して読んでいる心理学の概説書はなんだかちんぷんかんぷん。受験生時代は、「大学行ったら心理学の勉強するんだ!」と豪語していたのですが、専攻しなくてよかったかも?

 

それにしても、10代のころ父親に「俺が大学で学んで覚えていることは、『もっと勉強しておけばよかった』というドイツ語の文章だけだ」みたいなこと言われたのですが、かくいう自分も今さらながら、「もっと勉強しておけばよかったなぁ」と思っています。これって誰しも思うことなのかなぁ?きっとこの文章読んでるあなたもそうですよね!そうだと言って!(笑)