放射線量

ぼくが住んでいるのは宮城県白石市、福島県との県境のまちです。

 

原子力発電所の事故で、福島県の放射線量が話題になりますが、放射性物質が県境で進むのをやめたりしてくれるわけはなく、市内の放射線量もおそらくは以前よりは高いであろう数値になっています。

 

同居してる母も、「避難しなくて大丈夫かな?」とか心配していますが、とりあえず自分の中の基準として、「こういう事態だから年間1ミリシーベルトをちょっと超えても仕方ないだろう」というあたりを妥協点にしています。「ちょっと」というのがやたらアナログですが、自前の測定器具もないし、まぁしょうがない。

 

市のWebサイトで市内各所での放射線量測定値が公表されているのですが、やはり値は地域によりばらばらで、「これくらいなら仕方ないかな」というところから「ちょっとこれは高いんじゃない?」というところまで様々です。

 

で、7月1日から測定地点が増えまして、うちから一番近いところにある中学校の測定値が、毎時0.3マイクロシーベルトをちょっと超えるくらい。う~ん、微妙に妥協点より高いかな?ま、四六時中屋外にいるわけではないのでかろうじて許せる範囲でしょうか。自然放射線量の高いところだと毎時0.2マイクロシーベルト以上を観測するところも少なくないと聞きますし。

 

ただ、自分の子どもがいたら判断基準がまた違ってくるかもしれませんね。

 

聞くところによると、保護者の間でも屋外活動を制限するよう学校に申し入れたりする人は少数派のようです。たまに小学校の近くを通りかかって、子どもたちが校庭で遊んでいるのを見たりすると、「大丈夫なのかな……」なんて思ってしまいます。

 

オチもなにもありませんが、今回はこんなところで。