BROADWAY LITESのライセンス認証にはまる、っていうか……あれ?

「ちゃんとしたブラス音源がほしいな」と以前から思っていました。

 

手持ちのネタだと、KONTAKT(Ver.3以降)の付属サンプルが、「まぁ、奏法のヴァリエーションは少ないけど音自体の素性はいいかな」という感じで、あとはなんというか、「一昔前のシンセのプリセット」レベルの音しかありませんでした。ま、曲調にうまくはまればそういう音でもいいわけですが(実際使ってますし)、唯一まともに演奏できる(でき「た」?そういえばだいぶ吹いてないや)楽器が金管楽器の人間としては、「ブラス音源には力を入れたい、けどまぁできれば低価格で」という、なんとも虫のいい思いがあったわけです。

 

そんな中、今年の後半になって、Chris Hein Horns Compactという音源が発売になりました。

 

スペックを見たり、メーカーデモで音を確認する限り申し分ない感じです(欲を言えばEuphoniumの音も入っていればなぁと思いましたが)。新製品なので大幅なディスカウントは期待できませんが、どこかのショップの安売りがあれば……と、年末のセールを虎視眈々と狙っていました。

 

と、そんなところに、別のブラス音源BROADWAY LITESが1日限定のセールで$199という情報が。通常価格だとちょっと手が出ないなぁと思って検討すらしていなかった音源ですが、この価格で飛びつきました。ま、欲を言えばFlugelhornの音もほしかったかなという気はしますが。

 

で、そのBROADWAY LITESが今日届いてインストールしたわけですが、ライセンス認証でちょっとはまってしまったので顛末を記しておきます。

 

この音源、KONTAKTで読み込むタイプなのですが、インストール終了後Service Centerを立ち上げてもActivateのところに出てきません。「おかしいなぁ。そのまま使えるのかなぁ。でもそんなわけないしなぁ」と思って、試しにSONARを立ち上げてKONTAKTを呼び出して音源を読み込んでもやはりデモモードです。もう一度Service Centerを立ち上げてみてもやはり一覧には出てきません。

 

そんなわけでインストールマニュアル(っていうか、1枚のペラ紙なんですが)を読み返してみたところ、ぼくのやり方に思い込みがあったことが判明。KONTAKT上で表示される該当ライブラリの中に、「Activate」というボタンがあって、そこからService Centerを立ち上げて認証するということのようです。が、なるほどなるほど、ということでまたSONARを立ち上げてKONTAKTを呼び出してそこからService Centerを立ち上げてみてもやはり一覧に表れません。

 

「これはどうしたことだ?」と困ってしまったわけですが、もしやと思い、KONTAKTをスタンドアロンで立ち上げて同様の手順を実行してみたら、今度はService CenterにBROADWAY LITESのシリアルナンバーを入力する欄が表れ、無事にライセンス認証できました。プラグインで動作してるときとスタンドアロンで動作してるときで挙動違うんですね。びっくりしました。

 

ちょっとまだそれほどいじってないのですが、奏法のヴァリエーションは今までと段違いですし、Tromboneで物理的に不可能なportamentoはちゃんとそのように演奏されたりと、リアルなブラスの音がほしいときには活躍してくれそうです。ま、もうちょっと楽器自体のヴァリエーションがあったらうれしいな、というのはあるのですが。

 

というわけでそこで満足していればいいものを、ふと気になって某ショップでChris Hein Horns Compactの価格を確認してみたら、€150くらいでした。しかも、今ぼくの手元には、そのショップの「€100以上の注文で€30オフ」のクーポンがあります。

 

ぼく、何か間違ったでしょうか?

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コメント: 1
  • #1

    通りすがり (火曜日, 23 7月 2019 08:07)

    笑った