頑張ってほしいけど、ちょっと寂しいですね

ダルビッシュ有投手のメジャー移籍が決定しましたね。田中のマー君もいずれアメリカに行ってしまうのでしょうか……。

 

「(アメリカで)日本人選手の評価が低くなっているので、それを変えたい」みたいな発言があり、その意気やよし!なのですが、突出した成績を収めている選手がいなくなってしまうのはやっぱり寂しいですね。5年連続で規定投球回数に到達しての防御率1点台は、日本のプロ野球史上初だとか。通算防御率も1.99と、これまた1点台ですね。「確か稲尾和久さんの通算防御率が1.98だったはず」と思ってWikipediaで確認してみたら、稲尾さんのほかに藤本英雄さん、野口二郎さん、若林忠志さんが通算防御率1点台を記録していました(投球回数2000回以上)。「ダルビッシュ投手がこのまま日本のプロ野球にいたら、どこまで突出した存在でいられるのだろうか?」という興味が失われてしまったのは、ちょっと残念ではあります。

 

アスリートとして、より高いレベルを目指すのは理解できるのですが、日本で好成績を残し続けた選手がメジャーに移籍することが当たり前になってしまっている現状では、「日本のプロ野球の通算記録を更新する選手が出るというワクワク感」を期待することはほぼ絶望的な状況になってしまいましたよね。時代の流れかもしれませんが、それもなんだか寂しいなぁ。とはいえ、選手にとっては高いレベルのリーグに身を置くことができるチャンスがあるというのはやっぱりいいことですよね。どうせなら、日本のプロ野球を経由しないで最初からアメリカで活躍して、メジャーリーグの通算記録更新を狙えるような日本人選手が出てきてほしいなぁ。