本当は怖い!?「吹奏楽部あるある」

リットーミュージックのサイトを見ていたら、『バンドあるある』という本がもうじき出るようです。

 

「リットーミュージックも便乗本を出すようになったか……」と思って、念のためAmazon.co.jpで『吹奏楽部あるある』を検索してみると、『吹奏楽部あるある』は白夜書房から出版されたようです。で、もうじき『吹奏楽部あるある2』が出る予定だと。なるほどなるほど。

 

ところで、Amazon.co.jpをさらによく見てみると、さらに別の出版社(新紀元社)から、『みんなのあるある吹奏楽部』という本も近刊予定だということです。さすが、「柳の下にドジョウは2匹も3匹もいる」ことになっているらしい出版業界です。でも最近本も雑誌も売れてないようだし今でもそうなんだろうか。

 

それでですね、『みんなのあるある吹奏楽部』の著者としてクレジットされている人が、『あるある吹奏楽部』の編集にかなり深く関わった人なんですよね。っていうか、Amazon.co.jpの商品説明にも、「吹奏楽あるあるネタの最強のコンビ、オザワ部長(『吹奏楽部あるある』編著者)×菊池直恵(『鉄子の旅』著者)が再集結!」なんてしっかり書かれているし。

 

「わざわざ出版社を買えて類似本を出すなんて、水面下で何があったのかな……」と邪知せずにはいられません。あ、こういうドロドロしたところがまさに、「吹奏楽部あるある」なのかな?