おんがくえすえぬえすしほんろん

ご存知のとおり、SoundCloudにオリジナル曲を投稿しているわけですが、どうも最近再生される数が減ってきているんですよね。

 

もう少し正確に言うと、日本国内の人が再生する数はほぼ横ばいか、むしろ増えてるくらいなんですが、海外からの再生が激減しているんです。SoundCloudならではの機能(コメントつけたりとか、フェイバリット入れたりとか)を活用してくれる人の割合は海外の人のほうが高いので、反応が少なくなってちょっとばかりしょぼーんとしていたりします。

 

ま、最近SoundCloudで面白そうなことやってる人探してフォローしたりコメントつけたりする、ってことあんまりやってないので、それも原因かな、とは思っています。どうもフォローできる数に上限があるようなので、気に入ったからといってホイホイとフォロー増やしにくい数になってきたんですよね。

 

とはいえ、「フォローしてる人もフォローしてくる人もこんなにいるぜ!」とか思ってても、実際のところ数ヶ月、人によっては年単位で、新しい曲アップしてない人なんてザラにいて、「これだけフォロワーいても、アクティブな人の割合って結構低いんだろうなぁ」と感じています。音楽作り続けるモチベーション維持するのって結構大変なのかもしれませんね。「音楽より面白いこと見つけたので音楽作るのやめた」っていう人も見かけたことありますし。

 

最近はすっかり落ち目になりましたが、MySpaceやってるときも似たような問題にぶち当たりました。とにかく自分の存在を認知してもらわないと曲聴いてもらえないんですよね、たいていの人は。そういうわけでフレンドリクエストを(人によっては手当たり次第に)送りまくる。そうやって拡大戦略をとり続けるしかない――MySpaceが下火になったのは、システムの不具合もさることながら、果てのない拡大戦略に疲れた人が多くなったからかもしれません。まぁそういう人は、今はFacebookで同じことやっていそうですけど。っていうか、よく考えてみたら、SoundCloudで曲聴いたわけでもないのにフォローしてくる(音楽に興味あるわけではないので反応がないとフォローを外す。場合によっては、曲聴いてもらってフォロー返しが得られたら目的は達したのでやはりフォローを外す)ってのも同じことだな、うん。

 

ま、こんなこと言ってるぼくも、MySpace熱心にやってたときは、せっせとフレンドリクエスト送ってたわけですが(アーティスト登録している人は、音楽聴いて気に入った人にフレンドリクエストしてましたよ)、内心「こうやって拡大戦略とり続けないとどうにもならないのって、なんとも不毛だよなぁ」と思っていて、この拡大戦略のことを、「出来の悪い資本主義」などと1人で呼んでいたものでした。

 

それにしてもですね、6年くらい前の雑誌を読み返してみたら、「強力な音楽SNSのMySpaceがついに正式に日本上陸!MySpace使いこなせないミュージシャンはこの先生きのこれない!」みたいに煽ってて、なんというか世の中の流れは速くて諸行無常だなぁと思いました。

 

というわけでですね、SoundCloudでもほかの場所ででもいいですけど、音楽聴いていただけると喜びます。コメントなんか入れてくださったりしたら狂喜乱舞ものです。何しろ友人たちの間でも、「kotaroは音楽やってるみたいだけど、どんな音楽やってるのかはよく知らないなぁ」みたいな人が多いので(^_^;)。

 

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https://soundcloud.com/kotaro