読書と積ん読のパラドックス

本を読むことが好きなのか、はたまた本を買うのが好きなのか、今ひとつ判然としませんが、とにかく自分の部屋が今まで買った本や雑誌で溢れ、大変なことになっています。

 

片付けの本や断捨離系の本には、「本は今読んでる本1冊に絞る」みたいなことが書いてあったりしますが、そもそも複数の本を並行して読み進めることが多かったり、創作のネタや資料になりそうな本だと思うと考えなしに買っちゃったりすることが多かったりで、とてもその手の本で進められるような状態にはできなさそうです(ところで、「その手の本」の論理だと、「読み終わったその手の本」は処分されちゃうのですよね。本に記した内容を実行されたら著者も本望なのかしら)。

 

とはいえ、本が多過ぎると、得られる知見も薄まりそうな気がしてしまうので、「味読する価値のある本」に絞って蔵書を整理したい欲求に駆られています。でも、味読する価値があるかどうか吟味するには、(他人から薦められた本しか読まない、という方法をとるのでない限り)多読する必要があるのですよね、たぶん。矛盾です。

 

本好きのみなさまは、この矛盾をどうやって解消しているのかなあ、とぼんやり考える今日このごろです。

 

※SoundCloudにオリジナル曲をアップしています。こちら、昨年の1月に公開した曲になります。都会の冬をイメージしています(ぼくが住んでいるのはどちらかというと田舎ですが)。感想などいただけると喜びます(・∀・)。今年は音楽方面で新たな展開も模索中。