ボーパラ番外編に参加しての反省点~改善できそうなところと、そうでないところと~

さて、7月1日に名古屋国際会議場で開催された、VOCALOID PARADISE 番外編 7に参加してきました。

 

お買い上げいただいた方々、どうもありがとうございました……なのですが、自分の現状について問題点もいろいろ見つかったので、せっかくなので(忘れないように?)ブログ記事にしておこうと思います。

 

改善できそうな問題点

今回強く感じたのが、「あんまり予備知識なしで参加している人に対する訴求力が弱い」ということですね。

 

「え? 私、ちゃんと事前にいろいろ調べておいたよ!」という方々、どうもありがとうございます。でも当日の参加者の中では、あなた方レアキャラの部類です。

レアキャラっていうことは……強いのか?(謎)

 

これは単純に、展示方法の工夫で改善できる気がします。

 

……っていうか、今回は持ち込んだ作品の種類が多いこともあり、面出しできなかった作品もかなりあったのですが、それらの作品はほとんど動きなかったですからね。「やっぱりちゃんと目立つように展示しておかないと気づいてもらえないな」という当たり前のことを再確認。「そこに気がつくの遅いよ!」とか突っ込まれそうですが(^_^;)。

 

というわけで、次回イベント参加の際は、「どんな作品があるのか」をもう少しわかりやすく見せられるように工夫しようと思います。ま、「具体的にどうするのがいいのか」は検討中なんですけどね(^◇^;)。

 

改善が難しそうな問題点

さて、改善(というか、路線変更?)ができるのかどうか、にわかには判断つかない方の話です。

 

イベントに参加してますと、ぼくのことを知らない人がスペースに立ち寄ってくださることがあります。もちろんそれは大歓迎なんですが、困ってしまうこともあるのです。

 

それは、「どんな音楽ですか?」と尋ねられることです。

 

いや、言葉で答えるのは簡単なんですよ。「ポップスですね」の一言で済みますから。

 

でも、「ポップス」という言葉でイメージする音楽は人それぞれ。

 

ぼくの作る音楽の場合、「よくこんなに違った曲調の曲作れるな!」と肯定的に語られたり、「アンソロジーみたいな感じで、ちょっと一人の人間のソロアルバムとして聴くのは厳しい」と否定的に語られたり、といろいろです。

 

個人的には、「ポップスの分野で活動しているミュージシャンの作品って、これくらい、いやもっと振れ幅あるんじゃないの?」と思っているのですが、知らない人に興味を持ってもらうには、「この人はこういう音楽をやっている人だ」と言い切れるほうがいいのかもしれません。

 

似たような話として、作品を試聴していただいたときに、「こういう調子の曲が収録されているんですね」と尋ねられると、「いや、違います」としか答えられないんです。ただこの場合は、そこから興味を持っていただけることもあるので、一概に悪いとも言い切れないかとも思うのですが……。

 

展示方法、という部分と違って、作品の中身をどうすべきか、という話になると。どうしても歯切れが悪くなっちゃいますね。まあさすがに、「聴いてもらうためにやりたいことを曲げる」ことはしませんが、「自分のやりたいことを伝えるために、トレンドやらなんやらといろいろすり合わせる」ということはもう少し模索していこうかと思っています。現時点で、具体的にどうこう、ということはあんまりないんですけどね。

 

で、今後のイベントはどうするのか?

「以上の反省点を踏まえ、秋のM3では……」と言いたいところなのですが、実は今年の秋のM3はサークル参加申し込みを見送ったのですよね。

 

申込期間中には結構悩んだのですが、「惰性で参加し続けても進歩がないから、1回休んで(というか、一般で参加してみて)参加態勢を立て直そう」という結論に達しました。ただ、今までいろいろ書いてきたように、VOCALOID PARADISE 番外編 7への参加でもいろいろ気づいた点はあったので、1回休みにしないで、動き続けながら考えるという手もあったかな、と今では思っています。遅いですね(^_^;)。

 

まあ、「曲作るだけじゃなくて、どう広めるかも考えないと」と言われることもあるので、次回のイベント参加(来年春のM3が有力かな)の際は、もう少し戦略的に動けるように精進します。

 

……あ、それはそれとして、次回定例アップの曲そろそろ作らないと(^◇^;)。