イチロー選手へのまなざし

イチロー選手のメジャー11年目のシーズンが終了しましたね。

 

昨年まで10年続けていたシーズン200安打が途切れたことよりも、打率が3割を大きく下回ったことのほうが衝撃です。正直なところ、「イチロー選手が3割を打つのは当たり前」と思っていたので。

 

もっとも、イチロー選手を数字で語ろうとすると、結構突っ込みどころの多い選手になっちゃうんですよね。その中でもよく言われるのが、「フォアボールを選ぶことが少ないから打率のわりに出塁率が低い。1番打者としてこれはいただけない」という批判でしょうか。何人かの批評家や評論家の言を見るに、イチロー選手は「プレーから目が離せない」というところで評価するべき存在なのかな、と思います。ホームランになりそうな大飛球を捕っちゃったり、別に守備陣に隙もなさそうなのに進塁しちゃったり、とかですね。まぁこんなこと書いてるぼく自身テレビ中継すらろくに見ていないのはどうかと思いますが。

 

しかしやはり打率が3割を切ってしまったのは寂しい。

 

やはりアメリカでもそう思った人はいるようで、ちょっと前にこんな記事がありました。

 

イチロー不運 好守に阻まれたアウト最多

http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/p-bb-tp2-20110829-827188.html

 

こんなマニアックなデータまであるのは驚きです。

 

イチロー選手も30代後半。今年のような成績に終わると、やれ年齢による衰えがどうのという声が出てくるかと思いますが、来年成績を挽回できるか注目ですね。