自然治癒(?)したBDドライブ

関東地方の友人たちは暑い暑い言っているのですが、正直このあたりは8月とは思えないような天気が続いています。

 

そんなわけで、この時期にふさわしいのかどうか今一つピンとこないのですが、なんとも不思議な体験をしたので記しておきます。

 

メインで使っているPCにはBDドライブを内蔵しています。1年ほど前でしたか、DVD-ROMディスクのデータをハードディスクにコピーしようとしたら、なんだかものすごい音が数分続き、DVDディスクの内容を読み取れなくなりました。DVD用のピックアップが壊れちゃったんでしょうね。調べてみると、「使いすぎて壊れることもあるし、かと思えば大して使ってなくても壊れるときは壊れる」みたいなことのようでした。「要は運任せなのね。まあ、仕方ないか」ということで、外付けのDVDドライブも処分しないでおいたのでそれをPCに接続し、DVDディスクを読む必要があるときはそちらを使ってました。

 

で、先ほどもいつものように外付けのDVDドライブにDVD-ROMディスクを入れて、ディスク上のメディアファイルを再生していたのですが、エラーが出て再生が途中で止まってしまいました。再度の再生を試みてもうまく行かず、そのうちに外付けのDVDドライブ自体を認識しなくなってしまいました。USBケーブルの再接続や、DVDドライブの電源再投入などを試みたものの、にっちもさっちもいきません。

 

そこでやけくそになったのだかどうだか、DVD用のピックアップが壊れたはずの内蔵のBDドライブにDVD-ROMディスクを入れてみたら……ちゃんと認識して内容も読み取れました。なんだかキツネにつままれたような気分でしたが、さしあたってはメディアファイルの内容を確認したい欲求が勝り、40分ほどの動画を最後まで視聴しました。

 

それにしても、ピックアップが壊れたら交換するしか直す方法はないと思っていたのですが、まさか自然治癒でもしたのでしょうか。それとも、外付けDVDドライブが身代わりになって内蔵BDドライブに新たな生命(?)を与えたのでしょうか。そんな怪談めいた体験でした。どうせなら、もっと暑い日に起こればよかったのに(^_^;)。