PayPay祭に乗り遅れたので負け惜しみを言ってみる

どうも、kotaro(@kotaronline)です。

 

PayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」でしたっけ? あれにはすっかり乗り遅れているうちに、キャンペーンが終わってしまいました。

 

で、こんな記事も出ているわけです。

 

PayPayは壮大な社会実験だった。このノウハウで景気拡大、デフレ脱却!!

https://www.landerblue.co.jp/43803/

 

「まあそうかな」と思う部分もないではないんですが、一連の騒ぎっぷりには違和感も感じるわけです。

 

時期的に、そろそろ日本でも一部界隈が定着させようと躍起になっている、ブラックフライデーやらサイバーマンデーやらのセールもあったわけです。つまり、すでに「ほしい物がある程度絞り込まれていて」「安く買えるタイミングをうかがっていた」人にとっては、PayPayのキャンペーンに乗るよりお得な値引率あるいは還元率での買い物はできたはず。

 

特に、ぼくがずっぽりハマっている音楽制作界隈ですと、この時期半額なんて当たり前、商品によっては9割引以上でセールされることもめずらしくない(下手すると、それなりの価格の商品が無料でばらまかれたりする)ので、「20%還元? ふーん、でも今すぐ必要なものもないしなあ。PayPayで決済できる店もファミマくらいしか近いにないし。Amazonギフト券くらいなら買っておいてもいいけど、対象外なんでしょ?」という感覚です。なんか長くなってしまいましたが、「大騒ぎするほどお得でもないのに、なんで必要にせまられてもいない物買うわけ?」と思ったりもするわけです。

 

が、どうも世の中の多くの人は、ぼくが思うようには行動していない、ということが明らかになったようでもあります。これは消費者が○○(自粛)ということなのか、あるいは、音楽ビジネスが録音物の販売からライブ体験へとシフトしつつある(個人的にはそのような風潮に抗っていますが)ように、消費自体も体験として享受されるものに変化しつつあるのか、興味があるような、ないような、妙な気分です。

 

でも、思っちゃうんですよね。「結局得したのは転売屋さんだけなんじゃないのかなあ┐(´д`)┌」って。