たとえば、コップから水があふれてこぼれ落ちるように……

ども、kotaro(@kotaronline)です。

 

ご承知のように、いわゆるDTMで音楽を作っているわけです。

 

ということで、楽曲制作のプロセスとしては、

 

①曲のアイディアを検討する

②PCで作業する

 

ということになります(「③最終的に仕上げる」っていうプロセスを独立させてもいいかも)。

 

このうち、②の作業についてなんですが、ぶっちゃけて言うと、気分的に仕事してるのとあんまり変わらないんですよね。いつも、「面倒くさいなあ……」と思いながら作業しています。①の段階で、あ~だこ~だ言ってるのはそんなに嫌いじゃないんですけどね。

 

まあ、完成形が見えてくると、「早くこの曲聴きたい!」と思うようになって、作業も加速するのですが。

 

そういうわけで、ときどき、「曲作るのは好きだけど、DTM作業は嫌い」みたいなことを言ったりします。「DTMで曲を作るプロセスが好き」という人も少なからず存在するみたいですが、もうぼくとしては、そういう人たちは尊敬の眼差しで見つめるしかありません。

 

こんなDTMミュージシャンとしてあるまじき体たらくなものですから、①の段階がある程度固まっても、なかなか②の作業に移ろうとしないのですよね。

 

さすがに、「これではよろしくないのではないか?」と思うことも多く、ライフハック系の本をひもといたりもします。で、決まってその手の本に書かれているのが、「まずとにかく始めろ」ということです。いやその、始めるためのハードルが高いのか腰が重いのか、始められないから困ってるんだよ。

 

まあ、その手の本のアドバイスとしては、「始めるためのハードルを極力下げる」ということが書いてあることが多いです。DTM作業的には、とりあえずDAWソフトを立ち上げるとか、1音でもいいから入力してみるとか、そういうことでもいいのかもしれません(で、ライフハック系の本で書かれているとおりの世界だと、そういうちょっとした作業がきっかけとなって、あれよあれよという間に作業に没頭していくことになっています)。

 

でもなあ、ぼくの場合だと、漠然としていたイメージがだんだんはっきりしてきて、やる気がみなぎってきてから作業に移ったほうがスムーズに制作できるような気がするんですよね。記事タイトルのように、「やる気」を注がれているコップがあって(こういう例えを思いつくということは、「やる気」は液状のものなのでしょうか?)、最初は少ししかなかったのが次第にかさが増していって、しまいにはコップからあふれ出すくらいになってから動いた方が、いろいろとうまく行くような。それとも、「面倒くさいなあ」と思いながらでもコツコツ作業していったほうが、もっといっぱい曲作れたりするのでしょうか。

 

そんなわけで、「そろそろ本格的に新曲の作業しないとなあ」と思っている今日このごろです。

 

前の記事:『○○星人の襲来!~こんなストーリーはありますか?~』はこちら

次の記事:『リーズナブルで行こう!(パンケーキ編)』はこちら

 

現在の音楽活動については、こちらの記事にまとめております。ぜひご覧ください。感想いただいたり、有償で頒布している作品をお買い上げいただいたりすると、とても喜びます(笑)。