ああ、カン違い……

ども、kotaro(@kotaronline)です。

 

音楽やってますと、ときどき、「クリエイティブなお仕事でいいですね」と言われます。往々にして、このあとに、「それに引き換え渡しの仕事は単調で……」と続きます。人によっては、「自分の仕事は単調でつまらん。それ引き換え、オマエは自由に生きててうらやましい」とはっきり言われることもあります。

 

この手の発言は、2つの点で間違っています。

 

まず1つは、「ぼくは音楽で生計を立てているわけではない」ということです(^◇^;)。まあ、今年はもう少し音楽関係での収入を増やしたいな、とは思っているんですけどね……。

 

もう1つは、「クリエイティブな仕事」に対する誤解です。

 

前にも書いたことがありますが、作品を作るプロセスって結構地道な作業の繰り返しなんです。「ひらめき」なんてものは、そうあるものではありません。よしんば、「ひらめき」が得られたとしても、それを具体的な形にするには、単調にも思える作業が絶対必要なんです。宮崎駿さんもおっしゃっていましたよね。「大事なことって、たいてい面倒くさい」って(ご本人やスタジオジブリでこのことについて発信されているWeb上の記事は見つからなかったので、興味のある方はこの言葉で検索してみてください)。

 

まあ、今年の年賀状にあった同様のコメントに対して、「作品を作るっていうのは地道な作業の積み重ねなんですよ」みたいな返事を書いたのは、ちょっと説教くさかったかな、とは思うのですが(^◇^;)。

 

そんなこんなで、ある程度メロディーの方向性が固まった新作に対して、歌詞をどう当てていったものか、ウンウンうなりつつ七転八倒している今日この頃です(´・ω・`)。

 

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現在の音楽活動については、こちらの記事にまとめております。ぜひご覧ください。感想いただいたり、有償で頒布している作品をお買い上げいただいたりすると、とても喜びます(笑)。

 

「創作に対する思いをつづった歌ってなんかなかったかな……」と思ったのですが、これといったものがなかったので、ボカロPの喜怒哀楽をつづったこちらの歌を。KANさんの『Songwriter』を参考にしつつ、さらにその参照元の『The Entertainer (Billy Joel)』のフレーバーもうっすらと感じられる、といいなあ(*´▽`*)。