投稿サイト三者三様

ども、kotaro(@kotaronline)です。

 

先月公開した、『Re: Start』ですが、実はいつものSoundCloudのほかに、YouTubeとニコニコ動画にもアップロードしたんですよ。

 

ほぼ同時に3つのサイトで公開してみると、再生や反応がそれぞれ違うので、ちょっと備忘録的に書いてみようと思います。

 

SoundCloud

 

言わずと知れた世界最大の音楽共有サイト……のはずなのですが、どうも日本国内での認知度は今ひとつ(?)。SNSでシェアしても反応を得られないこともしばしば。私見ですが、認知度のほかにも、「スマホでアクセスすると、アプリを入れるように誘導したがる」サイトの設計にも問題があるのではないかと。実際にはスマホでもブラウザで再生できるはずなんですけどね。ちなみに、まだまだガラケーユーザーが多かったころはガラケーでの再生に対応しておらず、「SNSでシェアしても、数十人が見に来ただけで再生できずに引き返した」なんて悲しい体験も何度か(ノД`)。

 

まあ、さすがに音楽作ってる人の間での認知度はそこそこあります。

 

YouTube

 

説明不要の動画共有サイト。というか、音楽を聴くために使っている人も相当いるようで、「もうYouTubeでしか音楽聴かない」と言っている知人も存在します。で、投稿する側の感想としては、もうとにかく埋もれる(涙)。1人や2人高評価してくれたくらいじゃあ、果てしなく埋もれる一方。このご時世、「YouTubeのリンクを送ってください」と言われることもあるので、このようにたまには投稿することもあるのですが、「俺は音楽を作りたいのであって、動画で表現したいわけじゃないんじゃあぁぁぁぁぁ!!!!!」と叫びたくなることもしばしば。

 

ニコニコ動画

 

実は再生数だけならここが一番短時間で伸びました。ただ、好意的に評価してくださった方もいるので言いづらいのですが、再生数のわりには反応が得られていないような気も……。 個人的な感触としては、ユーザーのクラスタ化が進んでいて、ある種のフォーマットにのっとっていないものは反応してもらえないのではないか、なんて思っているのですが、はたして真相は。

 

というわけで、投稿サイトによって得られる反応も結構違う、という話でした。「このご時世、作品が置かれるべきところには全部置くべし!」なんて指南もありますし、「もうこの時代、YouTubeにないものは存在しないものとして扱われるんだよ」などと言う人もいますが、個人的には音楽だけで勝負できるサイトがやっぱりいいなあ、と無い物ねだり(そもそも音楽もパッケージ化/商品化する時点でビジュアルを必要とするので、『音楽だけで勝負する』ってのも幻想なんですけどね)。

 

前の記事:『元の木阿弥』はこちら

次の記事:『なんか凄そうな作曲支援ソフトがセール中』はこちら

 

現在の音楽活動については、こちらの記事にまとめております。ぜひご覧ください。感想いただいたり、有償で頒布している作品をお買い上げいただいたりすると、とても喜びます(笑)。

 

最新作もよろしくです