創作の源流と邂逅と

ども、kotaro(@kotaronline)です。

 

作曲その他の創作行為って、たしなまない人からすると、「なんでそんなことできるのかさっぱりわからん」というふうに見えるみたいですが、全くの無から何かを生み出す、ということはほとんどなくて、何かしら今まで見聞きしたものの影響を受けて作り出しているわけです。

 

で、たいていの場合は、作品を作っている過程で、「今自分が作っているこれはどういう人や物に影響を受けているか」ということに自覚的なわけですが、たまに、出来上がってずっと時間が経ってから、「ああ、これはあれに影響を受けていたのか!」と再発見することもあるわけです。

 

たとえばこちらの曲。

 

たまたま鍵盤で弾いた、「ドソーシー」という音型を、「3度の音が入ってないのって、面白いかも知れないな」と思ってそこから発展させて作ったのですが、最近YMO関連の文章を読み返していて、「ああ、これって、YMOの『Castalia』と一緒なんだ!」ということに気がつきました。

 

そういう目、いや耳でこの曲を聴き返してみますと、全体的にどこか坂本龍一さんの影響がある、ような気もしてきます。

 

そうやって、無意識レベルまで落とし込まれた体験と、ふとしたきっかけで巡り合う、というのもなかなか趣深いものです。

 

ちなみに、自分の曲で、ほかにもそういう体験をした曲もありますので、また機会があったら語ってみようかな(・∀・)。

 

 

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