KANさんについて思うこと

ども、kotaro(@kotaronline)です。

 

KANさんのアーティストブックが28年ぶりに出版されたということで、早速購入し、(じっくり読もうと思っていたにもかかわらず)一気に読了しました。こちらです。

 

KAN in the BOOK 他力本願独立独歩33年の軌跡

https://www.amazon.co.jp/dp/4401648722/

(※紹介用にリンクを貼りましたが、記事執筆時点でAmazon在庫切れでプレミア価格となっております)

 

「内容を噛み締めながら、少しずつ読み進める」と宣言されているファンの方も見かけましたので、ネタバレになりそうなことは書きません。ということで、ある程度のファンの方なら、この本が出る前からご存知だったであろうことを。

 

KANさんって、「本をほとんど読まない」と広言されてるんですよね。でも、KANさんの音楽世界にどっぷりつかって、歌詞の世界観や使われる語彙に触れると、「本を読まないって、ウソでしょう?」と思っちゃうわけです。で、「KANさんが、『自分は本を読まない』と言っているのは、KANさん一流の照れ隠しではないか」なんて思っていたのです。しかしながら、今度出た本のあとがきによると、どうも本当に本をほとんど読まないようで、「今まで完読したことがある本」について、かなり具体的に書名を挙げています。「自分が読んだ本のことも忘れて同じ本をまた買ってしまう」ことがめずらしくないぼくにとっては、読んだ本をおぼえている(=おぼえていられるくらいしか本を読んでいない)ことも、本を読まずにあれだけ豊かな歌詞世界を作り出せることも、どちらもにわかには信じられません(まあ、「歌詞はほとんど実体験です」という話もあるにはあるのですが)。

 

ただ、ミュージシャンにわりとよくあるのが、「映画を死ぬほど見た」というケースですね。本を読まないだけで、フィクションにはいろいろ触れているのかも知れません。あんまりそういったことについての言及も見たことはないのですが。

 

そんなこともあり、「やっぱKANさんスゲえなあ。オレには真似できねえなあ」なんて思ったのでしたとさ。😅

 

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現在の音楽活動については、こちらの記事にまとめております。ぜひご覧ください。感想いただいたり、有償で頒布している作品をお買い上げいただいたりすると、とても喜びます(笑)。

 

こちら昨日公開した新作になります