『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』を読んだときに思ったこと

ども、kotaro(@kotaronline)です。

 

しばらく前ですが、こんな本を読みました。

 

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

https://www.amazon.co.jp/dp/4334039960/

 

ざっくり言うと、「複雑で変化の速い現代社会では、論理的思考に頼っていては迅速な判断ができない。だからこそ、『直感力による判断』ができるようになるため、『美意識』を鍛える必要がある」みたいな内容だったと思います(違ってたらどうしよう)。

 

で、この本読んだときに思ったんです。この本で取り扱われているのはあくまで経営判断なわけですが、この考え方が政治の世界に援用されるとどうなるのかな、って。

 

世の中には常に問題というか、解決すべき課題はあると思うのですが、「複雑で変化の速い」社会構造の中では、解決策を論理的に探っていっても「あちらを立てればこちらが立たず」になる(ように見える)のではないかな、と。そういう状況では、論理的に考えなくても済む状態、すなわち、「『(自分ではない誰かの)直感力による判断』を求める人がある程度増えるのではないか?」なんて思ったわけです。乱暴に言っちゃうと、「独裁政治に対する期待が高まる」ということになるのでしょうか。

 

こうやって文章にしてみると、「ちょっと論理の展開として雑かもしれないな」とも思うのですが、まあこの本を読んでからそんなモヤモヤを抱えている次第です。

 

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卒業ネタもう1曲です