ソフトウェアの製品寿命:Cult Samplerが使えなくなる……?

ども、kotaro(@kotaronline)です。

 

Native Instruments社のライセンス認証が必要となる製品のうち、Service Centerを利用して認証するタイプの旧製品が2020年5月31日を以て認証できなくなるそうです。Native Accessが必須になるわけですね。

 

Service Centerとレガシー製品の提供終了

https://support.native-instruments.com/hc/ja/articles/360006053397-Service-Centerとレガシー製品の提供終了

 

「ほとんどの製品には、同等機能または拡張機能を備えた新しいバージョンがあり、NIまたはパートナーのいずれかによってリリースされています。」と記されていますし、「まあ、自分の環境には大きな影響は出ないだろう」と思っていたのですが、終了製品のリストを確認してみると、Best ServiceのCult Samplerも含まれているのですよね。気になったので、ひさしぶりに立ち上げて音を出してみると、「う~ん、ほかの音源じゃ代えが効かない音もあるかなあ」と、あらためて感じました。決して使用頻度の高い音源というわけではないんですけどね。さてどうしたものか。

 

似たコンセプトの製品、Zero-GのNostalgiaも上記リストに記載されていますが、こちらは現行製品はNative Instruments社の認証を必要としないタイプになっています。まあその代わり、「Full版のKONTAKTが必要です」っていうタイプの製品なわけですが。

 

今後、制作環境を新しくしてもCult Samplerの音が使えるように、今のうちに全部の音色リサンプリングしておきますかね。いや~、それにしても、2000年代前半くらいの、ハード音源からソフト音源への移行期に、「ハード音源の音を自動的にサンプリングしてソフトサンプラー向けにマッピングし直すユーティリティーソフト」をいくつか見かけましたが、まさかソフト音源の延命に同じようなことしなきゃいけない日が来るとは思いませんでした。😅

 

ちなみに、Cult Samplerのプリセットですが、「M1-T3 DRUMS」っていう音色をときどき使います。「KORG謹製のソフト版M1より、M1実機っぽい音がする(ような気がする)」のがその理由です。なんかヘンですね。いやはや。😅

 

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哀愁漂う曲ですが、「どことなく平井堅さんっぽい」という指摘もありますw