ボカロと代替可能性

ども、kotaro(@kotaronline)です。

 

最近、Twitterで、歌手のパフォーマンスについての話題で、「ボカロのような代替可能性の高いものと一緒にしちゃダメですよ」みたいに語っている方がいました。

 

その意見については、「まあ、そう考える人もいるだろうなあ」と思いましたが、同時に、「では、自分が作っている音楽は代替可能性の高いものなのか?」という疑問も湧いてきました。

 

確かに、ボーカロイドの歌唱に関しては、「同じソフトウェアを使っている人がいる以上、同じデータを入力すれば同じ歌声が生成される」のは間違いないです。とはいえ、作詞作曲編曲打ち込み……といった行程を踏まえた、「最終的に出来上がる音楽全体」という意味では、「自分と同じ体験をした人間が存在しない以上、自分が作り出した音楽ハヤハリ唯一無二のものなのではないか?」ということも言えるのではないかと思います。少なくとも、そう言い切れる矜持を持った存在であり続けられるように心がけたいな、という心持ちを新たにしました。なんかまわりくどい表現ですね。

 

とはいえ、昨今のAIによる作曲支援ソフトはもとより、それ以前から存在する、「自動作曲」ソフトをいじったりしていると、「もしかして、自分が作っているレベルの音楽だったら、いずれこの手のソフトに代替されてしまうのではないだろうか」なんて思うことがあるのもまた事実だったりします。もっとがんばらなきゃね。

 

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たまに自分でも聴き返したくなる曲のひとつです