SoundCloudでの10年を振り返って~その10:現在、そして未来へ

ども、kotaro(@kotaronline)です。

 

回顧記事も、今回で最終回とします。今年(2020年)にアップした曲のプレイリストは、現在のところこんな感じです。

 

昨日の記事でも書きましたように、 2019年の後半は、「このまま月例での楽曲制作を続けるかどうか」悩みました。結局続けることにしたのは、「作り続けることで見えてくる世界があるかもしれない」という思いからです。5年以上前に購入し、何度か読み返している『作曲のための8の極意』という本に、「100曲を超えるとキツい」というような記述がありまして、「それならばそのキツさを体験してみよう」と思った、ということもありますね(5年ほど前だと、ネットで公開している曲も70~80曲くらいだったはずで、「そろそろ100曲が現実的な数字として見えてきた」ころだったかと思います)。まあそういうの抜きにしても、SoundCloudに毎月アップした曲をまとめたフォルダを見て、「120個の項目」と表示されるのは、なかなか壮観です。

 

作曲のための8の極意

https://www.amazon.co.jp/dp/4636901320/

 

毎月何かしら作って公開するということは、基本的に毎月締め切りがやって来るわけです(過去の記事で書いたように、既存曲のリメイクを公開したり、時季にふさわしいストック曲を公開したりしたこともありますが)。 締め切りが存在していると、ときにはアイディアを必死こいてひねり出さなければならないこともあります。「気ままに、曲想が浮かんだときだけ曲作り」というスタイルで音楽を楽しんでいる方を否定するわけではありませんが、「締め切りがあるために必死に考えて、その結果、自分でも思いもよらない引き出しを開けた作品が出来て、自分で自分に驚くことがある」というのも、体験してみるとなかなか面白いものです。まあ、それでリスナーさんにも評価していただけると、もっといいのですが。💦

 

そういうわけで、「このご時世、『1ヶ月に1曲』というスピード感は、時代にマッチしているのか!?」とか、「公開に使うサイトをSoundCloudに限定する必要はあるのか!?」とか、考え出すといろいろ疑問点も出てくるのですが、創作行為はこれからも何らかのかたちで続けていこうと思っています。どこかで、「10年偉大なり。20年畏るべし。30年歴史になる。」という言葉も見かけましたし(※)。なんてこと言いつつ、来月アップする曲をどうしたものか、悪戦苦闘中という現実もあるのですが。😅

 

(※)中国の格言だそうで、このあとは、「50年神の如し。」と続くらしいのですが、50年となると生きているかどうか微妙だなあ(^_^;)。

 

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現在の音楽活動については、こちらの記事にまとめております。ぜひご覧ください。感想いただいたり、有償で頒布している作品をお買い上げいただいたりすると、とても喜びます(笑)。

 

回顧記事も最後ですから、最新作で締めくくりましょうか