妙に整えたがる~DTMにありがちな話

ども、kotaro(@kotaronline)です。

 

新作の制作作業に入りました(正確に書くと、ボーカロイド関連の作業は数日前からやっていたのですが)。

 

わりと、作業のとっかかりは、進度が遅いことが多いのですが、昨日の記事で書いたように、モバイル環境でざっくりとアレンジの当りをつけていたことが功を奏したのか、作業初日としては進んだ方かな、と思います。まあ、「当社比」な話で、作業が一段落するたびにTwitterやらなんやらのぞきに行っていたような気もするのですが……。

 

さて、DTMによる音楽制作ということは、PCにデータを入力したり編集したりしていく作業なわけです。作業スタイルによっては、PCで事務仕事してるのとあんまり変わらないような状況になったりします(個人差が大きいです)。こういう作業の弊害、というか、ついついやってしまいがちになるのが、

 

データの見た目を綺麗に揃えたくなってしまう

 

ということです。必要以上にタイミングを揃えてしまうとか、必要以上に強弱を揃えてしまうとか、ということですね。音楽を作っているのですから、あくまで、「データの見た目」ではなく、「実際に出ている音」で善し悪しを判断しなければいけません。まあ、わかっているのになかなかできなかったりもするわけですけどね。

 

さて、ぼくの場合それに加えて、

 

使う楽器を呼び出す順番も綺麗に揃えたくなってしまう

 

という妙なこだわりがあります。ぼくがメインで使っているソフト(Cakewalk by BandLab)には、「シンセラック」という、使っている楽器を一覧できる機能があるので、これが綺麗に並んでいないと、なんとなくテンションが下がってしまうのですよね。

 

いや、不合理なこだわりだと、わかってはいるんです。わかってはいるんですが、不合理だからこそこだわってしまうのかもしれません(なんの説明にもなってないな)。作業も終盤になって、「やっぱりこういう音足したほうがいいな……」ということになって、新しく楽器を追加すると、アレンジ画面でのパートの並びと、シンセラック画面での楽器の並びが一致しなくなるんです。これがどうも気持ち悪い。「なんで最初っから必要な音を吟味できなかったんだ!」なんて、自分を呪っちゃうわけですね。何が何だか。

 

まあ、何が言いたいかといいますと、「新作の作業開始して、リズム隊に必要な楽器や音色を全部準備できたと思ってベースやらピアノやらの音源追加してから、リズム隊に入れるつもりだった楽器がほかにもあることに気づいた」ので微妙にテンションが下がってる、ということです。いやはや。

 

しかしなんですね、机の上や部屋の中は満足に整理できないのに、PCの中はきちんと整理したがる、っていうのも、それはそれでどこか歪んでいるような気もしますね。

 

前の記事:『ブログの毎日更新にこだわるのやめようかな、という話』はこちら

次の記事:『モバイルDTMに何を求めるか』はこちら

 

現在の音楽活動については、こちらの記事にまとめております。ぜひご覧ください。感想いただいたり、有償で頒布している作品をお買い上げいただいたりすると、とても喜びます(笑)。

 

こういうシンプルな曲だと、上に書いたようなことゴチャゴチャ悩まなくてもいいんですけどねえ(笑)